2012年11月21日

シルクスクリーン描画技法で年賀状

シルクスクリーンという版画の技法の一種で手作り年賀状のサンプルを作ってみました。

シルクスクリーンは色んなやり方があって、一般的によく使われるのが感光技法というやりかたです。太陽光で焼き付けて、焼いた部分だけ剥がれ落としそこにインクがのるというやり方。

Tシャツプリントなどをされている方がよくこの感光技法の画材をお買い求めに来られます。
このやり方はパソコンなどでプリントした柄をそのまま使えたり(黒い部分が薄い場合はもう一度濃く塗りなおさなければいけませんが)本格的にシルクスクリーンをされるのなら、この方法をマスターされるのが一番だとおもいます。

しかし、この感光技法はコツがあって、やり方も複雑で分かりにくいので、躊躇される方も多いと思います。

今日、ご紹介する描画技法というのは、最も簡単なシルクスクリーンの技法。
サンプルを作ったスタッフもとっても簡単だし楽しかったと絶賛しています。

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このセットを使いました。はがきサイズ用の描画技法の道具が一通り入っています。
税込み¥2677

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まず絵柄の原稿をつくります。左がスタッフの手描きの原稿。今回はスタッフのオリジナルの柄を手描きしましたが、もちろん出来合いのものでもかまいません。そこにシルクが張られている枠を乗せて鉛筆で写します。

鉛筆の線をもう一度、この描画液でなぞります。
その時、シルクスクリーンの枠に対してシルクの布地がへこんでいる方に描画液を塗っていきます。
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ペン型と筆を使って塗る液状のものがあります。
今回スタッフはペン型を使いました。もちろん、自信のある方は鉛筆の下書きの工程を省き直接原稿の上にシルクを乗せて描画ペンでなぞってもOK。
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描画ペンで描き終わった状態↑

そして、版を裏返して(裏面にして)、この描画乳剤を全面に塗ります。
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描画液で絵を描いた裏面全面に描画乳剤を塗った状態↑

そして版制作の最後の工程。
このサン描画洗い油で描画部分を洗い落とします。
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新聞紙を2,3枚敷き、版をもう一度表面に返します。筆に洗い油を含ませて描画部分に十分に乗せます。20〜30秒後にティッシュなどでこすり落とすと、きれいに描画部分だけ剥がれます。
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これがはがし終えた状態↑ 描画液がまわりに茶色く染みていますが、これはインクを刷る時には問題はありません。

これで版が出来上がりました。

では、紙に印刷してみます。

一番最初にアップしているセットの箱のように、絵具をスキージという道具で撫で付けるように乗せます。
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今回、ポスターカラーを使いました。
色んな紙に色んな色で印刷してみました。。
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この写真で分かりますでしょうか?
絵具が少しぷくっと盛り上がっていて、しかもラインもくっきりしていて、すごくキレイです!
真ん中にお年賀のメッセージを書いて年賀状に!

同じやり方でインクをシルクスクリーン専用のTシャツプリント用絵具で刷ると、Tシャツなどの布地にもプリントできます。

簡単でしょ(^−^)

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posted by カワチスタッフ at 16:31| 日記